成年後見制度は、単に本人に代わって色々な手続をするだけではありません。
本人の最善を考え、本人の希望を最大限にすくい上げて家族との時間や思い出も大切にすることができる制度です。 地域社会の一員として“つながり”の中で安心して暮らしていただけるようになります。

介護支援専門員(ケアマネージャー)・訪問介護員(ホームヘルパー)の皆様
居宅介護支援事業所等 介護福祉関係従事者の皆様
医師　医療相談室・地域医療連携室の相談員の皆様

○介護支援している利用者の方で、第三者の専門職が財産関係の管理や生活支援（定期的な見守り
　含めた身上監護）に関わってもらう必要がある。
○在宅支援をしていた利用者の方が入院或いは入所するに際して、医療契約或いは施設入所契約に
　関与する者がいない。
○入院中の患者の方について、退院後の在宅復帰の際の生活支援や、施設入所に際しての契約への
　関与をお願いしたい。

上記に限らず、このような状況で、直近で想定される各種介護契約・入院医療契約などの当事者能力が 低下している場合には、（収入や財産の多寡にかかわらず）成年後見制度のご利用をご検討下さい。

昨今は、「メディカル・ショート」という概念に基づき、在宅療養支援入院や在宅医療支援も拡がっておりますが、 当事者の方（患者様）の在宅における生活支援の観点から、関係専門職による連携構築が必要である場合には、 当支部の司法書士をご活用下さい。

住所：奈良市西木辻町320-5 電話：0742-22-6707 時間：平日(月〜金)13：00〜16：30